曲水の宴 毛越寺、歌題は「香」

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曲水の宴 毛越寺、歌題は「香」に決定

平泉町の毛越寺は5月24日、平安貴族の優雅な歌遊びを再現する 「曲水(ごくすい)の宴」を開きますが、歌題は「香(かおり)」に決定しました。

曲水の宴は、奈良・平安時代に貴族の間で盛んに行われた歌遊びで庭園の池に水を取り入れる「遣水(やりみず)」 と呼ばれる曲がりくねった水路の復元整備を機に、1986年から開催しています。 29回目となる今回の歌題には、奥州藤原氏初代清衡が掲げ受け継がれてきた平泉の平和理念を 「香」とし、世界へ広めたいという願いが込められた、との事です。

歌人は杯を載せた羽觴(うしょう)が遣水をゆっくりと流れる中、和歌2首を短冊にしたため、 童子が運ぶ杯を味わう。最後に歌人の歌を近衞さんが読み上げ、久邇さんが節をつけて吟唱し、うたげを終えます。

当日は千年の時を経て平安の「香(かおり)」が毛越寺庭園に漂うことでしょう。。


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