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遮那王
管理人 | 遮那王 |
性別 | 男 |
年齢 | 高齢者 |
出身地 | 一関市 |
趣味 | 八艘跳び |
大正末期の幼い頃、毛越寺(もうつうじ)の垣根を潜り抜け大泉ケ池でドンキを釣り上げたと自慢げに話していました。 (ちなみにドンキはどじょうの親玉です)
その頃はノンビリしたもので管理人のお坊さんが居るか居ないか、勿論観光客などたまに来る程度だったとか。 とても静かで伽藍や庭園は眠っているようだったと云っていました。
平泉の文化遺産は残念ながら長い歴史の中で荒廃、焼失の憂き目にあい金色堂のような華やかな建造物は少なく 藤原三代の栄華は殆どが夏草の下に埋れてしまいました。
光堂だけ残し、あとかたもなく消えてしまった栄華の跡だけです。
正直見るべきものは有りません。。。。。。
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しかし、思うのです。
奥州藤原氏の栄華を思いめぐらす時、
少年時代の義経が中尊寺一山を駆け巡る姿を想像する時、
芭蕉が汗を拭き拭き月見坂を登る姿を思い浮かべる時、
その歴史の重みを感じて私は興奮します。 それは田野に変わり果てた「栄華の跡」だからこそ連想させるもので この平泉の地に立たなければ感じ得ないものです。 100年余りの藤原三代の栄華は桜の華の散り際のようであり、 それは義経の最期の潔さに通じます。
諸行無常
盛者必衰
その哀れさ心情を思う時その歴史に素直に寄り添えるのです。
平泉では華やかな見た目の観光を期待するものではなく、歴史の重みを感じ、静けさに身を任せて下さい。
いつまでもここにいたい、そこは安らぎを得られ癒される空間、、、
それが現在の平泉です。
どうぞ!!平泉へございヤ~(笑)
2011年3月東日本大震災後の同年6月、平泉が世界文化遺産に登録されました。それを期に 今回平泉を紹介するhpを立ち上げました。 ご意見ご感想は こちらよりお聞かせください。 お便りいただければ嬉しく思います。
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