アクセス | |
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中尊寺 金色堂 |
一ノ関駅 →【バス40分】中尊寺バス停→【徒歩15分】中尊寺 |
毛越寺 | 一ノ関駅 →【バス30分】平泉駅 →【徒歩7分】毛越寺 |
高館 義経堂 |
一ノ関駅 →【バス40分】平泉駅→【バス15分】高館バス停→【徒歩2分】高館義経堂 |
マップ | |
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基本情報 | |
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建立場所 | 中尊寺金色堂 毛越寺境内 高館義経堂 |
アクセス | |
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中尊寺 金色堂 |
一ノ関駅 →【バス40分】中尊寺バス停→【徒歩15分】中尊寺 |
毛越寺 | 一ノ関駅 →【バス30分】平泉駅 →【徒歩7分】毛越寺 |
高館 義経堂 |
一ノ関駅 →【バス40分】平泉駅→【バス15分】高館バス停→【徒歩2分】高館義経堂 |
マップ | |
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三代の栄耀(えいえう)一睡(すゐ)の中にして、大門のあとは一里こなたにあり。 秀衡(ひでひら)が跡(あと)は田野に成りて、金鷄山(きんけいざん)のみ形を残す。 先づ高館(たかだち)にのぼれば、北上川南部より流るゝ大河なり。衣川(ころもがは)は 和泉(いづみ)が城(じやう)をめぐりて、高館の下にて大河に落入る。 康衡(やすひら)等が旧跡(きうせき)は、衣(ころも)が関(せき)を隔(へだ)てて 南部口(なんぶぐち)をさし堅め、夷をふせぐと見えたり。偖(さて)も義臣すぐつて此の城にこもり、 功名(こうみやう)一時の叢(くさむら)となる。国破れて山河あり、城春にして草青みたりと、 笠うち敷(し)きて時のうつるまで泪(なみだ)を落し侍りぬ。スポンサードリンク
夏草(なつくさ)や兵(つはもの)どもが夢(ゆめ)の跡(あと)
卯(う)の花(はな)に兼房(かねふさ)みゆる白毛(しろげ)哉(かな) 曾良
かねて耳驚かしたる二堂開帳(かいちやう)す。経堂(きやうだう)は三将の像をのこし、 光堂(ひかりだう)は三代の棺(くわん)を納め、三尊の仏(ほとけ)を安置す。 七宝(しつぱう)散りうせて、珠(たま)の扉(とびら)風に破れ、金(こがね)の柱霜雪(さうせつ) に朽(く)ちて、既に頽廃空虚(たいはいくうきよ)の叢(くさむら)となるべきを、 四面新に囲(かこ)みて甍(いらか)を覆(おほ)ひて風雨を凌(しの)ぐ。暫時千歳の記念とはなれり。
五月雨(さみだれ)の降(ふ)りのこしてや光堂(ひかりだう)
おくのほそ道